アンコ抜きから始まり、安売りシートで失敗し、3度目の正直でいっちゃいますよシート。
狙うシートはWMのROAD TRACKER TRに装着されている「セミダブルシート1」なり。TRが発売されて割とすぐに発表されてたWMのこのカスタム車両は、初めて見たときからインパクトが絶大で、いつかはこんなふうにフルカスタムを目指したいなぁって思ったものです。
頭の中に想像図があってこのシートに決定。WMのシートについてwebで情報を調べていると、なんとシートの後ろのところにメーカーロゴが型押しされているらしい。これはちょっとうれしくないのでWMに「ロゴ無し」で特注。40日後、無事届きましたとさ。
シート裏はこのように。なんと金属ベースのシートでした。そのとおりガッシリしたシート。職人の腕が冴えわたるぜ。この写真は同梱のステー類を取り付けたところ。なんとステーは2セット入ってて、それぞれ「純正シート用」「ロードトラッカーアルミタンク用」と。今回俺は純正タンクに付けるんだけどロードトラッカーアルミタンク用のステーで装着です。
このへんから少し嫌な予感がしてくる。
いやな予感的中その1。説明書によるとここにシート差し込み用金具をネジ止めするらしいんだが、うちのTRの場合エアクリーナーボックスを取り払っているのでここはネジ穴でもなんでもないただの穴。幸い貫通しているので裏側にナットを付けて落ち着く。
あ、このステーは後日塗装しよう。
いやな予感的中その2。なんと後ろ側のステーのフチがフレームに触れている。このままでは乗っているうちにフレーム側の塗装がざくざく削れていってしまう!イケテネー!
しかも、ステーが取り付けマージンを取っているおかげでメットホルダに干渉す!メットホルダはどうしようもないので写真の用にタテに装着。これはマズいからそのうち対策せねば。とりあえずはくっついてるのでOKにしとこう。全然OKじゃねーよぅ。
よく見ると、フロント側の荷重を支えているのはこの薄い金属板だし。これは座ると曲がるぜ。対策せねば。
で、これが対策。ホームセンターでゴムブッシュを拾ってきて、車の外装用の強力両面テープで貼り付けた。これによってシートはゴムブッシュを経てフレームにしっかり乗っかる。
この場合の問題点はタンデム側の荷重はシートのたわみで支えるしか無いところ。これはいずれフェンダーとシート後端の間に何か挟もう。
ひとまず装着してみる。あれ?なんだかバランス悪くね?バランスの悪い原因は、タンクが全体のシルエットに埋もれてるから。このバランスの悪さはすでに予想済みなのでありますよ。
買ってきたよくホームセンターにある汎用ステー。だいたいこのステーを見えるところに使うと安っぽくなる。うちのバイクにホムセンステーはこれで3個目です。ヘッドライトとメーターステー、そして今回のコレ。
ハンマーで叩いて曲げてあげます。
こんくらい曲げてみます。現物合わせ。これは3mmのステーなんだけど、これくらいなら万力に挟んであて木して叩けば曲がります。キレイに曲げるのはできなかったけど、まあいいです。
こんなもん何に使うんだ?ここに使います。タンクが埋もれてるなら持ち上げてやればいいわけで、そのためにこんなん作ったのです。バラ売りの適当なサイズのボルトを買ってきて装着。正直、ここまでうまくいくとは思わなかった。このステーは最悪の場合、鉄工所にワンオフ頼みに行こうと思ってたから。
4枚前の写真と見比べてみてください。これだけでこんなに印象が違うのがわかっていただけますか。タンクの後端を2〜3センチアップしただけ。タンクからシートへと続くラインが絶妙すぎるるる。普通タンクとシートの間に隙間ができるのは避けたいんだけど、コレの場合はむしろそれがいいアクセントになって軽快感を演出。もともと渋い純正タンクのシルエットが生きてます。
あと、後ろ側ステーを黒に塗装。目立たなくていい部分はブラックアウト。使った塗料は車用のウレタン配合の缶スプレー。
なんとかせねばならないのはここのむき出しになった電気系統。プラ板か何かでそのうちフタを作ります。
普通シート交換なんてボルト2本で完成できると思うけど、予想以上に難儀した。しかし俺にとってこういう難儀は歓迎。対策を考えているときが楽しい。今回のカスタムは大成功すぎだろー!わーい!
オマケ。最初の方で書いた「頭の中の構想図」を具体的に見たいがために3ヶ月前に加工した画像がコレ。シミュレーションが正確すぎる。笑った。
| WM セミダブルシート1 (WM-13015) (特注) | ¥37,800 |
| その他、ステーとかネジとか両面テープとか缶スプレーとか | 約¥2,000 |
| 合計 | 約¥40,000 |